オン ザ ソファ

一人きりで暮らしているから、どうでもいいことを聞いてほしい

最近の絵まとめ

やはり人間、コンディションの悪いときに考えごとなどするものではない。 四月の末に腰を痛めて心まで病んだので、そのときに色々と考えたことを話そうと思っていたのだが、心身ともに健康になった今ふり返ると、暗い。そして、重い。元気なときにわざわざす…

病は腰からも

24年間の人生で縁(えん)も縁(ゆかり)もなかった仙台で突如働き始めることになってから、いつの間にか2年の月日が経っていた。 仙台はいい街だ。色々な思い出が出来た。 おいしいと評判のご飯屋さんを回ってみたり、ジムに通って太ったり痩せたり、あとは…

花に喩えろ

前回は、10代の私がBL小説や夢小説を好んで読んでいたことについて、「なぜ画像や動画でなく小説だったのか」という理由を話した。今回は、「なぜBLと夢だったのか」という部分について説明していこう。 まぁ説明と言っても、理由は極めて単純である。第一に…

勘さえ鈍ければ

じゃあ宣言通りBLと、ついでに夢小説の話でもしようか。 BLとはボーイズラブ、男性同士の恋愛模様を描いたコンテンツの総称である。一方で夢小説とは二次創作の一種であり、既存の作品の登場人物と自分(あるいは自己投影ができるキャラクター)の恋愛模様を…

和製ホラーのニュータイプ

ホラー映画を観るのが好きである。 と、人に話すと大抵「怖くないの?」と訊かれる。当然怖い。むしろ怖くなかったら観る意味がない。しかしそういうふうに答えると、今度は「怖いのに、どうして観るの?」と訊かれる。理由を考えてみた。 おそらくだが、私…

限界突破グランマ

『姥捨て山』という言葉の意味を知っている人はたくさんいると思うが、元となった昔話を見聞きしたことのある人は、意外と少ないのではないだろうか。 基本的に、「母を山に捨てようとした息子が、何やかんやで思いとどまる」という話なのだが、この「何やか…

12月の漫画まとめ

出張オンザソファ② ランドセル ポリシーを貫く 出張オンザソファ③ 二段オチこみ ブログに載せると4コマの画質が落ちるのは、画像サイズが大きすぎるからだろうか……。 ↓前の記事 www.pandaonthsofa.com ↓次の記事 www.pandaonthsofa.com りぶはあと 抱き枕 ね…

ウミガメのスープ問題・解答集(ジョンの死因②)

本記事は、Twitterにて性懲りもなくアップしていたウミガメのスープの問題とその解答である。 1. ジョンの死因② 2. 影分身 3. 欲の強い女 解答 1. ジョンの死因② 親友のマイケルからハロウィン・ホームパーティーに招かれたジョン。有名な殺人鬼の仮装でキメ…

ウミガメのスープ問題・解答集(スカスカの本棚他)

本記事は、Twitterにてちまちまアップしていたウミガメのスープの問題&回答である。 1. スカスカの本棚 2. 歯医者は大嫌い! 3. ジョンの死因① 解答 1. スカスカの本棚 Vさんは近所の古本屋でスラムダンク全巻読破を試みたが、24巻だけ置いてなかったので…

ウミガメのスープ問題・解答集(Yさんのダイエット他)

映画の感想ブログになると言ったその舌の根も乾かぬうちにこんなことをして申し訳ないこと山の如しであるが、ウミガメのスープの問題をいくつか作ったので、問題とその答えをここにまとめておこうと思う。 Yさんのダイエット 不謹慎な犯人 ドタキャン 解答 Y…

最近の絵まとめ

表情 中国の若者と政治 仙台国際ホテルのずんだパフェ これめちゃめちゃおすすめなんだけど、14時から18時までの時間限定メニューなので食べに行くときは気をつけてください。 京都に行くのに良い季節 鯛きち エドワード・ゴーリー模写(『思い出した訪問』…

千里の道はメチャ長い

『絵が上手い』とは、具体的にどういうことなのか。諸君は考えたことがあるだろうか。 私がブログの客寄せの一環として絵を描き始めてから、そろそろ1年になる。とにかく、長く描き続けていればそれなりに上達もするだろう……と、この1年間ただ漠然と絵なり…

風聞のグルメ第4話 ~こだわりのハンバーグ『レストラン はせくら』~

風聞のグルメ第4話は、職場の近くにある洋食屋『レストラン はせくら』へ行ってきた。今回私が行ってきたのは2店舗ある『はせくら』のうち、支倉町にある方のお店である(もう1店舗は堤通雨宮町にある)。電車でお越しの際は仙台駅から地下鉄(市営南北線・…

インターネットチャッカマン

それでは前回の最後に言った通り、最近始めたライターバイトの話をしよう。 まずライターバイトの始め方だが、これは意外と簡単で、履歴書も面接も必要ない。“Webライター募集サイト”に自分の情報を登録するだけである。サイトによっては採用試験として課題…

失ってからも気付かない

梅雨が明けた! 長く、辛い季節だった。何日も太陽を拝めず、雨降る道は歩きづらく、電車やバスの中は不快な湿気に充ち満ちていた。散歩やランニングなど、屋外での趣味を制限された人もいたことだろう。私も辛かった。そしてその辛さは、他の多くの人々より…

6月漫画まとめ

7月早々、絶望である。 ここのところ忙しくてあまり映画を観ていなかったのだが、本日ようやく一段落がついたので、ここはお祝いに映画ドラえもんでも2, 3本キメておこうとNetflixを開いたところ、旧作から準新作まで豊富に揃っていたはずの映画ドラえもんラ…

風聞のグルメ第3話 ~人気No. 1! 広瀬通の老舗甘味処『彦いち』~

風聞のグルメ第3話は、職場の先輩曰く「仙台で一番有名」だという、甘味処『彦いち』へ行ってきた。 正直に言ってだいぶ分かりにくい場所にあり、土地勘のない観光客がスムーズに辿り着くのはまず無理だと思われる立地なのだが、そんな苦労をするだけの価値…

ダッシュガンギマリ

お久しぶりである。何週間ぶりだろうか?前回のグルメレポを抜いたら1ヶ月ぶりくらいになるだろうか? ここのところ、とても忙しい。仕事ではなく、趣味の方でだ。夏に備えて長い怪談話を書いていたり、オッサン顔の私がパンダと飯を食う漫画を描いていたり…

風聞のグルメ第2話 ~住宅展示場の中のフルーツバイキング~

『いたがき』と言えば、仙台市民でその名を知らない者はいないだろう。野菜・果物の販売からジューススタンドやフルーツパーラーの経営まで幅広くこなす、創業120年の老舗青果物専門店である。 今回は職場のマダムたちの会話から入手した情報を頼りに、その…

副業のすゝめ

エロ、金、マウンティング、AAA、自己防衛、そしてグルメというのが、ここ数週間における当ブログの話題の流れである。世間の流行と人の欲をしっかりと踏襲した、完璧なラインナップだ。センスしかない。品位や知性は置いてきた。センスしか、ない。 今回は…

風聞のグルメ ~第1話 東北大学病院の横の中華料理屋~

1年後に仙台を離れ転勤することが決まった私は、それまでに仙台、ひいては東北地方のアミューズメントをしゃぶり尽くす決心をした。手始めに他人の会話から盗み聞いた情報を頼りに仙台の『うまい店』を巡るという計画を立て、第一弾を先日決行し、その体験を…

モテる護身術

まさか前回のAV談義からもう2週間が経っているだなんて、まったく信じられない。まだ5日くらいだと本気で思っていた。光陰矢の如しとはまさにこのことである。まぁつまるところ、この2週間はそう感じるほど一生懸命に、エロ小説を書いていたということだ。…

湧き上がれ春爛漫

話は引き続き『源爽流 エロ小説の書き方』である。 前回妙にもったいぶった終わり方をしてしまったが、よくよく考えてみると、もう語るべき事はそれほど残っていないかもしれない。 とりあえずエロ小説を書くモチベーションに関しては前の記事で話したとおり…

跳ねてスプリング

春が来ている、ような気がする。 季節の変わり目をいち早く察知するのは、目ではなく、肌でもなく、鼻であると私は思う。花などどこにも見当たらなくとも、道行く人がまだマフラーを巻いていようとも、玄関を開けてひとつ息を吸い込んだその瞬間、春の気配を…

仰げば尊し

大学時代の恩師に、「一人遊びの上手な女になりなさい」と言われたことがある。 「大人になったら、友達とは仕事や子育てで全然遊べなくなるから、ちゃんと息抜きできるよう、一人でもできる趣味を持ちなさい。仕事ができる人は、息抜きも上手いんです」 ───…

猫のニャッホと井上涼

『猫のニャッホ』というパズルゲームアプリがある。私はこれが大好きなのだ。 基本的にスマホのゲームは数独か脱出ゲーム以外ほとんどやらず、パズルゲームはやったとしてあまり長続きしないのだが、この『猫のニャッホ』だけは別である。私はこのゲームをリ…

ソファの上、海の底

ブログのURLを変更した。正確にはサブドメインの部分を、msb.からwww.に変えた。 私は以前このブログにGoogleAdSenseという広告収入サービスを導入しようとして失敗したことがあるのだが、先日その失敗の原因が、ブログURLのサブドメインにあることが判明し…

餅は餅屋

日頃インドア過激派を自称している身としては恥ずべきことであるが、ここ2週間のうちに、2度も旅行に行ってきた。一方は、遊びに来てくれた大学時代の同期と宮城県内を回る旅行であり、もう一方は大学院時代の同期と、オーストラリアのケアンズへ遊びに行く…

それをやさしくさしこんで

耳掃除、魔性である。 「外耳道や鼓膜を傷付けるからやり過ぎはよくない」みたいな話はネット上にあふれかえっているし、別に多少耳垢が溜まったところで大した不便はなさそうに思えるが、それでも私は耳掃除を止められない。気持ちが良いからだ。小指でさえ…

Born to be mild

半年くらい前に、結婚の『限界』について、ぐちぐち考えていたことがある。そのときの私の考えが書いてある過去の記事があるが、長いから読まなくていい。要は「結婚って言うほど良いものではないんじゃないの?」という何の目新しさもないことを、6000字以…