オン ザ ソファ

一人きりで暮らしているから、どうでもいいことを聞いてほしい

実はパンダがすごく好き

 体重を減らしている。減らす努力を始めて2.5ヶ月くらい経ち、体重は4kgくらい落ちた。リバウンド予防を考えると1ヶ月に減らして良いのは現体重の5%までと言われているので、まぁ悪くはないペースだ。

 私は中学生時代からこの方、一貫して小太り体型を維持してきた。痩せようと思ったことは何度かあったが、体型が変わるほどのダイエットは一度もしたことがない。「痩せたい」「美しくありたい」という気持ちより、「食べたい」という気持ちの方が常に大きかったからだ。

 今、私のことを「食いしん坊」「意志薄弱」「心因性メス豚」と思った輩も多いだろう。まぁわからんでもない。世の中ダイエットに限らず、努力を続けられないやつは老若男女問わずメス豚呼ばわりしても良い雰囲気が出来てしまっている。

 しかし、痩せるか太るかするための努力をしたことがある人は分かるだろうが、体型を変えるというのは本当に大変である。体型を変えるとは、すなわち生活習慣を変えるということだ。「〇〇するだけ!簡単ダイエット」とかいう謳い文句につられて胡散臭いニュースサイトをクリックしても、調子の良い見出しの下には必ず「毎日黒豆を200g食べるだけで~」だの「毎日15分間お尻にスーパーボールを挟むだけで~」だの、内容はどうあれ「毎日やれよ」のメッセージが入っている。

 そもそも食って寝るだけでも動物としての務めを立派に果たしているというのに、我々人類は毎日学校や会社に通って風呂に入って歯を磨いてスキンケアもして、『普通』の生活を送るだけでも結構心を消費している。だらだらテレビを見たりゲームをしたりして「時間溶かした~」と嘆いている人もよくいるが、そういう娯楽は精神の健康維持のためにそれなりに重要なもののはずだ。楽しい時間は安易に削るべきではない。つまり日常生活とは個人の境遇に合わせて最適化されているものであり、簡単に変えられるものではないと思うのだ。

 そんなオーダーメイドな日常生活に「黒豆を200g蒸かして食う」とか「尻に力を入れた状態で15分棒立ちする」とかの異常行動をねじ込むためには、かなり強い動機が必要になる。ただ何となく「痩せたらモテるかも」とかじゃダメだ。「10kg痩せたら100万円貰える」とか、「アプリで自分の痩せ顔作ってみたらガッキーに激似だった」とかくらい強くてハッキリとした動機じゃないと、ダイエットなんて非合理的な行為は続かない。つまり何が言いたいかというと、これまで私がダイエットを続けられなかったのは、「意志が弱いから」でなくて、実はそんなに痩せたいと思ってなかったから、すなわち「動機が弱いから」だったということだ。

 

 じゃあ、今現在私が2.5ヶ月もの間(これでも人生最長なのだ)ダイエットを続けられている「痩せたい動機」とは何か?というと、何度も蒸し返すようで申し訳ないが、フラれたからだ。

 話は少し逸れるが、私は誰かにフラれたらその都度イメチェンをすることにしている。『フラれた自分』を今の自分から切り離して、過去のことにするためだ。それほど劇的な効果が得られるわけではないが、毎回結構楽しくはある。

 それで、一昨年はヘアアレンジに手を出して、去年は不純異性交遊に手を出して、そして今年はついにダイエットに手を出して、来夏あたりには海でヘソでも出してみようかなと思うのだ。それまでの自分が絶対にやらなかったことをやるというのは、なかなか他では得がたい快感があるものだ。機会があったら是非、やってみてほしい。

 

 で、せっかくなのでこの2.5ヶ月間私がどんなダイエットをしてきたか、ザックリ紹介したいと思う。

①水ダイエット(2L/日)

 まぁ意味はそんなに無いだろうと思いつつ1ヶ月やったが、やっぱり意味はそんなに無かった。初めの1ヶ月間は水ダイエットのみ行って1kgくらい痩せた。

②食事制限

 2ヶ月目から始めた。野菜中心のおかずを作り置きにし、毎日決まった重量だけ(私は白飯130g+おかず200~250gくらい)食べるのだ。もちろん逐一重さを量るのはダルいので、一度量ったときの見た目を覚えておいて以後は目分量でよそっている。1ヶ月で2kgくらい痩せた。

③運動(踏み台昇降と腹筋運動)

 上記①、②だけによるダイエット効果が薄くあまりに焦れったかったため、3ヶ月(2ヶ月目終了時点)から始めた。朝と夜で30分ずつやるようにしているが、週に1,2日はサボっている。

 って感じだ。目標は-12kgなので、あと8kg減らす予定である。③はともかく①と②は私の日常生活へ組み込むことにほぼ成功したので、あとは時間さえかければ達成できるんじゃなかろうか、と思う。応援してくれ。そんで来年海へ行こう。

 

 

 そして最後に、上の話とは全く関係ないのだが、4コマ漫画を書いてみた。私のパヤ毛給料(バイトリーダーの月給にパヤッと毛が生えた程度の給料)を剛毛化するための施策の一つとして、このブログのアフィリエイト化を考えているのだが、そうなるとダラダラ長い文章以外にも漫画とか絵があった方がアクセス数を稼げるんじゃないかという、非常に鋭い考察の産物である。

 ちなみにカバっぽい生き物の方は私自身を可愛らしく表現したオリジナルキャラクタであり、フィンランドとかトーベなんとかとは一切関係ない。

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