大阪が燃えている。
ゴールデンウィークを目前にして、大阪の新型コロナ感染者数は5日連続で1000人を超えた。本日4月25日からは3回目の緊急事態宣言が発令され、繁華街の飲食店は営業時間の短縮だけでなく酒類の提供も禁止されるらしい。世も末、という言葉がこれほど似つかわしい時代も珍しいだろう。将来教科書に載ること間違い無しの歴史的パンデミックを生きて経験することができて、心の底からげんなりである。
世の中の多くの人々と同様に、私も外出自粛真っ盛りである。GWも実家のある東京には帰らないし、近所の万博記念公園にも行かないし、仕事もちょこちょこ休みがちだし、歩いて1分のスーパーにさえ行かず食料品の供給はほぼAmazonに頼っている。
やり過ぎである。いくら大阪本土が燃えているとはいえ、地元民をして「ここは大阪じゃないよ笑」と言わしめるこの箕面市で、こんなに引きこもる必要は多分ない。でも、私はこうせざるを得ない。【ヘルニア】を患っているからだ。
10日くらい前から少しずつ痛くなってきて、5日前から真っ直ぐに立つことができなくなって、外出はおろか家事すらほとんどできない体になった。
ちなみに真っ直ぐ立てなくなったというのは、上体が前に倒れるご老体スタイルではなく、なぜか右腰が前に出て、相対的に上体が左側に傾き、サザエさんOPの最後で腰をシェイクしているタマみたいな姿勢のことを指す。流石に整形外科を受診するしかなく、その結果、医師から【ヘルニア】の診断が下った。
ギックリ腰を始めとする腰痛系疾患の多くは、腰回りの筋肉やスジを痛めているものらしく、一方でヘルニアというのは、背骨と背骨の間の軟骨が押し潰されて神経に障ったり、軟骨の中身成分がハミ出しちゃったりしている状態のことを言うそうだ。
成分がハミ出るとこまで行っている場合は、問答無用で注射や手術などの容赦のない処置が施されるらしいが、私の場合はギリギリ軟骨中に留まっていてくれたようなので、5ヵ月間のリハビリテーションを言い渡されるだけで済んだ。
………リハビリ!!!
手術に比べれば大分インパクトが薄いが、リハビリテーション、それも5ヵ月間とは、なかなかに重めの闘病である気がする。
なんか、去年ギックリ腰になったときもそうだったのだが、どうにも腑に落ちない。納得が行かない。全くもって、不服である。
去年のギックリ腰でお世話になった整骨院の先生にも、今回受診した整形外科の先生にも、ヘルニアや腰痛の原因は「運動不足」「腰回りのインナーマッスルの不足」「体がかたい」であるため、あなたはそこを改善していかなきゃいけないよと言われたが、私自身はそのどれにも当てはまる気がしないのだ!
毎日通勤で往復1時間は歩いているし、2年くらい前から毎日ストレッチをしているのでそこまで体がかたい方ではないはずだし、腹筋運動なら連続で60回はできるのだ。腹筋運動で使うのはアウターマッスルなのかもしれないが、それでダメならインナーマッスルなんて、アスリート以外大体の奴がへにょへにょだろうに、なんで私だけこんな痛い目を見なきゃならんのか!……と、正直言って憤懣やる方ない。
本当に、痛い。いい年こいて泣きそうになるくらい、ぎっくり腰もヘルニアもものすごく痛い。そして腰が痛いと、生活が非常に不便になる。
まず、普段はほぼ無意識に行っているような身じろぎというものが、ほとんどできなくなる。上半身を少しでもベストポジションからずらそうものなら、すぐさま痛みが腰から脳天へと突き抜けるのだ。
また、お辞儀が一切できなくなる。これは人様に対しまともにお礼が言えない不躾人間になるだけではなく、洗顔のときに顔を下げられないから洗面所がびしゃびしゃになるし、タイツや靴下を穿くのに死ぬほど苦労するし、あとはトイレで、何をとは言わないが満足に拭くことができなくなる。
つれー。
マジつれー。マジで。
立っても座っても痛くなるので、ここ1週間は勤務中以外ほぼ寝転がって過ごしているのだが、これが暇で暇で仕方がない。
初めは気になってた映画全部観よ!とウキウキすらしたが、寝っ転がって映画を観ていると、まぁわかると思うが途中で寝てしまうのだ。それで日中に同じ体勢で何時間も寝ると、今度は頭が痛くなってきて、映画鑑賞どころではなくなるのだ。
そういうわけで、このあまりの手持ち無沙汰を紛らわすために、久々にブログを更新しようと思った次第である。
以上、記事序文である。腰の痛みが続く限り、記事を書き続けようと思う。
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