足が冷たいと寝つきが悪い気がする。
家の中では基本的に裸足で過ごしている。
室内で靴下を履くと足の指に汗をかいて気持ち悪いので、あんまり好きじゃないのだ。
という話を靴下屋(店名)の店員にしたところ「それねぇ、五本指ソックスが良いんですよ!」と言われたので早速買って試してみたが、私の足の発汗力が生地の速乾性を圧倒してしまい、試合に勝って勝負に負けたような気持ちになった。
布団に入って、足が冷えていたら、仰向けのままあぐらをかいて、両足のつま先を膝の内側に挟むようにすると、時間はかかるが温まる。そして「温まってきたなぁ」と思った頃に寝つく。20分くらいかかるものの、確実に改善はされているので、当面はこれでいいかなと思っている。
なーんて与太話はさておき、2024年である。
2024年は、2021年の3年後であり、3年というのは中学校なら入学から卒業までに値する長い期間である。
そして私は一昨日の朝6時、学生時代に魅力的だと感じていた人から、2021年にご飯の誘いをもらっていたことに気がついた。
意味がわからないと思うので、順を追って説明しよう。
まず魅力的な相手……仮にAくんは、学生時代に知り合った同期である。ちょっと話したあたりから「すごく良いな」と感じてはいたものの、遠距離恋愛中の恋人がいるとのことでアタック等は差し控え、特に色恋には発展しなかったのだ。
そして卒業から数年経った2021年、AくんからFacebookのメッセンジャーで「久しぶり!よかったらご飯でもどう?」的な誘いをもらっていたことに、2024年になった一昨日、初めて気がついたのである。(このLINE一強の時代にメッセンジャーなんて見るわけがないので、気付いただけすごいとも言える。)
私とAくんに共通の友人はいない。ということは、ご飯を食べに行くとなったらほぼ確実に1対1である。そしてまだ恋人と続いているならば、不用意に疎遠な女を食事に誘うこともないと思う。
であれば少なくとも恋人と別れていることは確実、そして私と仲良くなりたいと思っている可能性は高いと見ていいだろう! しかしこんな考察にはもう何の意味もない! 何故なら誘いがあってから既に3年の月日が経過しているからだ!!!
卒業以来会っていなくて、そこまで仲が良かったわけでもない異性の友人からそういう感じの連絡が来たときは、普段なら「あーこいつ今人生うまく行ってないんだろうな」と思って無視している。
しかし相手がAくんとなれば話は別である。病み期上等、付け入る隙最高。自分と付き合っていないのならば、素敵な異性が不幸であるに越したことはない。
攻めるなら今!!─────と言いたいところだが、全然そんなことはない。何故なら既に3年の月日が経過しているからだ。
一応、Aくんの人生が未だにうまく行っていない可能性に賭けてLINEで改めてご飯に誘い返してみたのだが、ギリ返信はもらえたものの、そんなに乗り気じゃなさそうなのと、何より向こうは東京在住であることがわかったため(私は大阪在住である)、恋の予感は予感のまま、ぽしゃりと潰れて消えてしまった。
不完全燃焼だ!例えるならば、一つも火花を散らさないうちに落ちた線香花火である。
しかし今回のような胸のときめく出来事は、本当に久しぶりだった。
3年前の、カビが生えた、たった一件のメッセージですらこんなに楽しめるのだから、次はぜひとも新鮮なものを楽しみたい。
数年前から言うだけ言って実行していないことだが、やはりこのブログのネタ集めのためにも、もう少し色んな人と話しに外へ行った方がいいのかもしれない。デッサン教室とか、マーダーミステリーカフェとか……知らない人だらけのコミュニティに潜り込んでみたい。
コロナ禍も落ち着いたことだし、大阪には色々なものがあるし、今度こそ行ってみるか……。
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