7月早々、絶望である。
ここのところ忙しくてあまり映画を観ていなかったのだが、本日ようやく一段落がついたので、ここはお祝いに映画ドラえもんでも2, 3本キメておこうとNetflixを開いたところ、旧作から準新作まで豊富に揃っていたはずの映画ドラえもんラインナップが全て消えていた。ちなみにAmazon primeでも同様のことが起きていた。
まだ観てないヤツいっぱいあったのに……今日はのぶドラ(大山のぶ代が演じる旧ドラえもん)の声を聞きながら寝るつもりだったのに……と悲しみに暮れつつ、仕方がないのでクレヨンしんちゃんの映画を観ることにした。『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 栄光のヤキニクロード』である。
クレヨンしんちゃんの映画はたくさんあるが、私はこの作品が一番好きだ。ヤキニクロードは、ストーリーも登場人物も絵も全てがおバカ、オールおバカなのである。
映画クレヨンしんちゃんの人気作品と言えば、昭和生まれをノスタルジーで串刺しにする『モーレツ!オトナ帝国の逆襲』や、悲しすぎるラストが観客全員を傷付ける『アッパレ!戦国大合戦』、あとは子供向け映画にあるまじき鬱展開を含んだ『ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』などが挙げられるが、これらは私の紹介文からもわかる通り、大なり小なりストーリーの中に「悲哀」を孕んでいる。戦国大合戦などは、初めて観た8歳の頃、ラストの仕打ちにあまりにも納得が行かず、心の中のもやもやをどうにか晴らそうと、鑑賞後泣きながらでんぐり返しを繰り返したほどである。
そこで、ヤキニクロードだ。この話には、悲しみというものがほとんど含まれない。一応、序盤で野原一家が冤罪で指名手配されたり、中盤でしんちゃんが春日部防衛隊のみんなに裏切られたりするのだが、そこは子供向け映画らしく、悪く言えば「ありきたり」、良く言えば「お決まり」「安心」「サイコー」「爽快」な流れで全ておバカに面白く、良い方向に向かってくれる。
何より、テンポがすこぶる良いのだ。妙に良い声のゲイがひろしにモーションをかけたかと思えば、迫力のカーチェイスが始まり、何が起こってるんだ?とまばたきした次の瞬間には野原一家が離散している。たった90分程度の、ただ春日部から熱海に向かうだけのストーリーの中に、目まぐるしいほどの展開とギャグが詰まっているのだ。単調な部分がどこにもない、子供向けの映画としては至上の部類に入るのではないだろうか。だからこそ、集中力がガキの頃から一切の進歩を遂げていない私の中ではスマッシュ・ヒットなのである。いつ、何度観ても野原一家が焼き肉に思いを馳せるシーンで手を叩いて喜び、最後まで夢中になって観てしまう。
冒頭から話が大幅にずれてしまった。今回は雑談をしようと思ったのではなく、単に6月中にTwitterにアップした漫画をまとめて貼ろうと思っただけなのだ。
友だち漫画① ~ひぐまくんの話~
友だち漫画② ~コアリクイくんの話~
友だち漫画③ ~スズメくんの話~
友だち漫画④ ~青龍さんの話~
釣竿とドヤ顔
なんだかんだ週一くらいのペースで絵や4コマ漫画をアップできていたようで、自己ハードルを縁石くらいの高さに設定している私としては、重畳の1ヶ月となった。このまま7月も、絵の練習をかねて、ちまちまちまちま漫画やイラストをアップしていきたいと思うので、興味の有無にかかわらず私のTwitterをフォローしてほしい。
↓ 飯田のTwitter
#セブンイレブン#にこぷにゃ pic.twitter.com/CJXYIFhtjz
— 飯田仲 (@pandaonthsofa) 2019年5月14日
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