本記事は、Twitterにてちまちまアップしていたウミガメのスープの問題&回答である。
1. スカスカの本棚
2. 歯医者は大嫌い!
3. ジョンの死因①
解答
1. スカスカの本棚
Vさんは近所の古本屋でスラムダンク全巻読破を試みたが、24巻だけ置いてなかったので仕方なく買って読んだ。
2. 歯医者は大嫌い! (映画『エスター』のネタバレを含む)
ポイントは3つで、
①ナオミは養子である(ここを出しやすいように父母でなく“おばあちゃん”にした)。
②ナオミは子供ではない。
③ナオミは歯科医師に歯を見られることを恐れているために、歯医者に行きたがらない。
この問題は『エスター』という映画を元に作った。ストーリーをかいつまんで説明すると、成長ホルモン分泌異常からくる発育不全で見た目は子供のまま頭脳だけが大人になってしまった33歳の女性・エスターが、9歳の少女になりすまして とある一家に養子にもらわれ、知恵と暴力を駆使して家庭を崩壊させていくという、性悪のコナンくんみたいな話である。
この映画の中にチラッと、「エスターはいい子だけど歯医者に行きたがらない」というシーンがある。作中では明言されないのだが、外見は9歳の少女だとしてもエスターの歯は30年そこそこ使い込んだ大人のそれであり、歯科医など歯の専門家に診せると摩耗の度合いや治療痕から実年齢がバレたり、バレずとも養父母の前でそのことを指摘されたりすることを警戒して歯医者を避けていたのではないかと思われる。
そこから着想を得て、というか丸パクリして問題を作ったため、解答は平たくいうと「ナオミは小児のフリして養子にもらわれた成人女性で、歯医者で歯を見られると実年齢がバレるから」になる。
作ったときは良い問題が出来たと思ったし、答えが出るようにヒントも入れ込んだつもりだったのだが、ヒントの入れ方があまり上手くなかったし、やはり「ナオミ=見た目が少女の成人女性」という部分が突飛すぎて正解になかなか辿りつかず、回答者を疲弊させるという結果に終わってしまった。やはりこういったギミックは映画だからこそ活きるのかもしれないし、そもそもこんな風にダラダラ長い解説をつけなくてはいけないような問題が良い問題であるはずがない。
「わかってみたらこんなに単純!」という驚きは、ウミガメのスープの醍醐味の一つである。今後はそのあたりに気をつけて問題を作っていきたいと思う。
3. ジョンの死因①
ジョンは親友のマイケルと一緒にいた。マイケルは拳銃型のライターでタバコに火をつけてジョンを驚かせようとしたが、間違えて本物の銃を顔の真正面から撃ってしまった。
年内にあと2記事更新しようと思っているが、どちらも映画の感想ではない。映画を観ていないわけでも、感想を書きたくないわけでもないのだが、まず「どの映画の感想にしようかな」というところで26日割いてしまったのである。まぁ世の中には面白い映画があふれ返っているのだから、順当といえば順当な日数とも言えるかもしれない。
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