オン ザ ソファ

一人きりで暮らしているから、どうでもいいことを聞いてほしい

「pixivFANBOXはすごい」という話

 夏なんて、大好きである。

 

 特に、朝が気持ちいい。日中は日差しが強すぎてたまったもんじゃないが、朝焼けがまだ見える時間の、うっすら冷たくて湿っぽい空気を吸うと、否応なしに気分が晴れてきてしまう。

 

 

 

 

 

 前回は日頃の疲れのせいか、少々みっともないことを口走ってしまったようだ。

 

 

 「でも、私は上司に復讐をしたいわけではないのだ。ただ、突然体を触られる嫌悪感とか、背後からジッと監視される不快感とか、そういうのを感じないで、普通に仕事がしたい」

 

 

 ……いやっ!!恥ずかしい!!

 健気でひたむきで、逆境においても腐った様子が全然なくて……こんなの、私の心のキレイな部分が丸見えである。読んだ瞬間、水信玄餅を思い浮かべてしまった人も多いのではないだろうか?高潔な精神性をひけらかすような真似をして、本当に申し訳ない。お恥ずかしい限りである。

 

 

 

 「そもそも、快・不快に関係なく仕事はしたくない」→「デカい金が欲しい」→「副業の作戦を立て直そう!」という流れで話をしようと思っていたのだが、副業の話は前に話した内容と大分被るので、今回は決意表明のみにとどめようと思う。

 現在、私の副業による収入はアフィリエイト2件、R-18コンテンツの販売1件で合計月4,000円程度なのだが(ちなみに4,000円全てがR-18コンテンツによる収入であり、このブログをはじめとするアフィリエイト収入は未だほぼ0である)(あんまりデカい器は、成熟するのに時間がかかって大変なのだ)、来たる8月、9月、10月にかけて、これを月1万円以上に成長させようと思う。成功したら、11月にその方法を交えてまたお話ししよう。失敗したら、何も言わないので、諸君らもそっと忘れておいてほしい。

 

 

 

 それで、じゃあ今回はなんの話をするのかというと、私がR-18コンテンツで稼ぐ際にお世話になっているpixivFANBOXさんについて、その素晴らしさを語らせていただこうと思う。

 

 pixivFANBOXは、『クリエイターの創作活動を応援するためのファンコミュニティ』という名目でつくられたwebサービスである。まぁパッと聞いた感じだとわかりにくいが、要するに

 

①アマチュアクリエイターが稼ぎやすいように 

 

②ファンが作品にお金を払いやすいように 

 

 という2点に目を向けて作られた『同人作品のサブスクライブサービス』が、pixivFANBOXなのだ。(ちなみに同人作品とは、オリジナル・二次創作にかかわらず、個人の費用で製作された作品を指す。)

 クリエイターは自分で開設した月額制のコミュニティの中で作品を発表し、月の会費を払ったファンだけがそれらを閲覧することが出来る。これは、従来アマチュアクリエイターとファンの間で行われていた『同人誌の売買』に比べて、非常に画期的で便利なシステムなのである。

 

 たとえば、いわゆる『コミケ』のような即売会で同人誌を売ろうと思った場合、まずクリエイターは、売りたい分の同人誌を自費出版しなければならない。ちなみに今適当に調べたところ、表紙がカラーで中が白黒、全40pの同人誌を自費出版した場合、50部発行で一部につき630円(合計31,700円)、500部発行で180円(合計90,100円)、3000部発行で95円(合計285,000円)かかるらしい。大口の発注になるほど1部あたりの原価は安くなるが、元を取ってさらに黒字になるまで売り切れるかは、まったく別の話になる。

 

 Twitterやpixivで大人気のアマチュアクリエイターの作品であっても、コミケの会場で本を買ってくれるのは “わざわざ会場まで来てくれたファン” だけである。

 これはファン全体のうち、一体何%になるのだろうか?

 電車か、あるいは飛行機や新幹線に乗って会場まで来て、大勢の人混みをかき分けて列に並び、たった数十ページで1000円近くする本を買ってくれる人が、一体どれほどいるというのだろうか。

 『とらのあな』のような業者に委託して、通販で同人誌を売るという手もあるが、これを買おうと思ったら、ファンは通販サイトに住所氏名電話番号メールアドレスを登録した上、届くまで数日待たなければならない。どんなクリエイターのどんな素晴らしい作品だったとしても、途中で「いや、ダリぃわ」とならないファンの方が、絶対に少ないのだ。

 

 このように、本屋に行けば作品が置いてあるプロとは違い、アマチュアクリエイターの作品は、『売る方』だけでなく『買う方』にも高い高いハードルがあるのである。

 

 

 このクリエイターとファン両サイドのハードルを見事に取っ払ってくれたのが、何を隠そう件(くだん)のpixivFANBOXである。

 クリエイターはサイトに作品をアップロードするだけで良いし、ファンは一度カード情報を登録してしまえば、あとはクリックだけでお金を払い、作品を閲覧することが出来る。本当に画期的なことだ。これほどまでに優しいシステムでなかったら、私は未だ月に100円も稼げていなかっただろう。

 冒頭で言った、8~10月で1万円ずつ稼ぐ作戦は、主にpixivFANBOXを利用する予定である。もちろん、すぐに結果には繋がらないと思うが、このブログでも先行投資的に色々やってみる所存ではあるので、どうか楽しみにしていてほしい。

 

 

 

 

 

 最後に、先々週まで、私は自分で思っていたよりもかなり心が参ってしまっていたと思うのだが、前回の記事を読んで励ましてくれたシュレディンガーの聞き手諸君と、あとコロナのせいで遅れて振り込まれてきた夏のボーナスのおかげで、大分元気になることが出来た。人間関係はともかく、今の仕事は結構気に入っているので、もう少しだけ頑張ってみようと思う。

 本当に、諸君らとボーナスには感謝してもしきれないほどだ。

 ありがとう、諸君。ありがとう、夏のボーナス。

 

 

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